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1つのサブスクで5つのTelegram Botを動かした話——あなたもそうすべき理由

先月、r/selfhostedで見かけた質問がずっと頭に残っていた。

「OpenClawのサーバーにお金を払っているのに、なぜBotを1つしか動かしていないの?」

答えに詰まった。当時は個人アシスタントの1つだけ動かしていて、他のユースケースをカバーするために3つの別々のサブスクリプションを使っていた。その後、すべてのシーンを1つのSeatに集約してOpenClawのマルチAgent機能で管理したところ、コストも手間も頭の中もスッキリした。具体的なセットアップと理由を紹介する。

注意: ボットを Telegram グループに追加したのに反応しない場合は、グループプライバシー設定を無効化 (Disable Privacy) する必要があります。詳細な設定手順については、こちらのガイドをご覧ください:Telegram のグループチャットでボットを有効にする方法


なぜ最初からこうしなかったのか

ClawSimple経由でOpenClawを初めてデプロイしたとき、シングルテナントのソフトウェアとして使っていた。Bot1つ、Telegram Token1つ、用途1つ。ほとんどの人の出発点はここで——入門段階としては問題ない。

しかし、OpenClawのGatewayはもともとAgentレベルのルーティングで設計されている。各Agentは独自のワークスペース、独自のTelegram Token、独自のAIモデルを持つ。1つのインスタンスでBotの艦隊が運用できる。早くやらなかったのは、ただドキュメントを読み込んでいなかったからだ。

コミュニティはとっくに気づいていた。2026年2月上旬、r/OpenClawやr/LocalLLaMAには3〜8つのBotを1台のセルフホストインスタンスで共用する構成の投稿があふれていた。このやり方はもう当たり前になっていて、ClawSimpleはDashboardで直接「Add Agent」機能を提供している——SSH不要、数回クリックするだけ。


私の5 Agent構成

Agent 1:個人アシスタント(@myassistant_bot

最初からあったやつ。モデルはClaude、カレンダー・メール・天気・Notionに接続している。毎朝7:11に自動でブリーフィングを送り、夜21:00に日記をまとめる。これは手放さない。

モデル: Anthropic Claude(BYOM)
記憶: セッションをまたいで永続化
主なSkill: カレンダー、Gmail、Web検索、Notion

Agent 2:業務調査エンジン(@research_bot

私はプロダクトマネージャーをしている。業務用スマートフォンの専用Telegramアカウントで、競合分析・論文要約・PRD初稿作成専用に使っている。このAgentは長いコンテキストの読解に強いモデルを使い、同じサーバーで動いているが、個人アシスタントとは一切記憶を共有しない

分けたのは意図的だ。PM調査Agentには自分の朝のルーティンを知らせたくない。クリーンな分離が肝心。

モデル: OpenAI GPT-5.2
記憶: プロジェクト単位でスコープ分離
主なSkill: Web検索、PDF要約、GitHub

Agent 3:家族向けQ&A Bot(@family_helper_bot

両親と妻がいるTelegramグループ用。レシピ、薬名の確認、日本語↔英語の翻訳、簡単な計算など何でも聞けるBotとして設定した。意図的に制限をかけている:自由なウェブ閲覧はさせず、セッションをまたいで記憶もしない(プライバシー配慮)、システムPromptも親しみやすく書いた。

モデルはGoogle Gemini——高速で安価、この用途には十分すぎる。他のBotと同じサーバーを共有しているので、API呼び出し料以外の追加コストはゼロ。家族はOpenClawだと知らない。秒速で返事をくれる便利なBotが来た、と思っている。

モデル: Google Gemini 3 Pro(BYOM)
記憶: なし(セッションのたびにリセット)
主なSkill: 翻訳、Web検索(制限あり)

Agent 4:コンテンツ生産パイプライン(@content_agent_bot

ニュースレターを書いている。このAgentがパイプライン全体を管理する。RSSフィードを監視し、週に2〜3件の注目トピックを要約してアウトラインを生成、私のプライベートTelegramに送って確認を求める。テキストでフィードバックを返すと、再フォーマットして最終稿を準備してくれる。

驚いたのは、AgentがAI‑専用の身元を持ったことでこのワークフローがいかに整理されたかだ。専用の記憶があり個人アシスタントとコンテキストを共有しないので、ニュースレターの草稿と日記の内容を混同することが一切ない。Agentの境界が実際に機能している。

モデル: Claude(個人アシスタントとBYOM Keyを共用)
記憶: 週単位で管理されるニュースレター文脈
主なSkill: RSS、Web検索、Telegramスケジューラ

Agent 5:副業カスタマーサポートBot(@support_bot

副業プロジェクトのTelegramコミュニティを運営している。このAgentが一次サポートを担当する。FAQ回答、インストールサポート、バグのNotionへの登録。答えられない場合はスレッドにフラグを立てて、後で自分が確認する。

これ単体で見ると、以前の構成なら別のClawSimpleサブスクリプションが必要だった。今はAPIの呼び出し料だけ——それ以外は何もかからない。

モデル: GPT-5.2
記憶: ユーザーごとに記録、毎週リセット
主なSkill: FAQ検索、Notion、Telegramトピックルーティング


実際に何が変わったか

コスト: ClawSimpleのサブスクリプションが3つから1つになった。複数モデルを動かすAPI料金の増加はそれなりにある。でも追加の月額費より断然安い。

信頼性: サーバーをRelaunchしなければいけないとき(大抵はOpenClawの大型アップデート後)、5つのAgent全てが自動で復元される。ClawSimpleが順番にAgentを再設定し、全部オンラインになったら通知してくれる。以前は手動で1つずつ再デプロイしていた。

頭の中の整理: 名前と個性が異なる5つのTelegram Botがあるので、今どのBotと話しているか、何ができるかが常に明確だ。曖昧さがない。個人アシスタントはカスタマーサポートの質問に誤って答えることはない——そのメッセージがそもそも見えないから。

視認性: ClawSimpleのDashboardで5つのAgent全てが同じサブスクリプションカードの下に並んでいて、状態が一目でわかる。設定ファイルに触らずにAgentの追加・削除ができる。


もう一度やるとしたら

ゼロから始めるなら、最初にAgentのトポロジーを設計する。個人アシスタントに調査・家族Q&A・個人のタスクを全部やらせようとして数週間無駄にした。早く分割していればPromptエンジニアリングの苦労がずいぶん減っていた。

最初からタスクの種類に合わせてモデルを選ぶことにもする。家族Bot用にGemini Flash(速い、安い、十分)、推論チェーンが必要なものにClaude、長文コンテンツ作業にGPT-5.2。ClawSimpleのBYOMプランならこれが簡単にできる。AgentごとにAPIキーを一度設定すれば終わり。


始め方

ClawSimpleのサブスクリプションがすでにあればProfileページからすぐに2つ目のAgentを追加できる。Deployment Detailsを開いて Add Agent をクリックし、新しいTelegram Bot TokenとモデルIDを入力するだけ。完了。新しいAgentがAgentテーブルに現れ、サーバーを共有し、独立したワークスペースを持つ。

ゼロから始めるなら、まず1つのBotをデプロイして慣れてから、必要に応じてAgentを増やすといい。最初から全構成を設計する必要はない。

コミュニティから学んだ最大の教訓はこれだ:サーバーのSeatで1つのBotしか動かしていないなら、使い切れていない。 インフラはすでにそこにある。Agentの追加はほぼ無料だ。唯一の制約は、Botに何をやらせたいかだけ。

1つから5つへ、2時間くらいで移行できた。あれ以来、後悔したことは一度もない。


ClawSimpleでOpenClawのデプロイを管理しています。この記事のAgent全てが同一のBYOM Seatで動いており、それぞれに独自のProvider Keyを持っています。

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